『フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に』感想

『フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に』を読んでみました。
生まれたばかりのヒヨリと、初めての人工生命体であるフィリシエラ。
桜の花びらがふる庭で二人は出会います。
そして、目覚めたヒヨリが見るのは終わりゆく人間の世界
人間のために、終わりに向かう世界にあらがうロボットたち。
生まれたばかりの無垢なヒヨリは、みんなが何故そんな風にがんばるのかがわかりません。
それを導くフィリシエラとヒヨリの関係はまさに親子。
心を、感情をヒヨリがどのようにもっていくのかという過程は二人の心のやりとりでとても面白いです。
そんな親子関係の二人が、恋愛に発展するといいなと思いました。
続きが楽しみなのですが…