Apacheの設定

インストールしたVineLinux3.2は、標準でサーバーソフトが入ってます。
ですから、改めて入れないといけないソフトあまりなく。
足りないモジュールなどを入れて設定していけば、欲しい環境が手軽に手に入ります。
とはいえ、Linuxの扱いとネットやサーバに対するある程度の知識は必要になりますが。
というわけで、さっそくWebサーバであるApacheの設定に入ります。
Apacheは、有名すぎるほど有名なサーバーで、WindowsのApacheを使ったことがある人もあると思いますし、ネットでも解説されているサイトがかなりありますので基本的な設定は多少省き、VineLinuxでの設定に重点をおきたいと思います。
【Apacheの設定】
/etc/httpd/confにあるhttpd.confを設定。
User apache
Group apache
//管理者のメールアドレス
ServerAdmin webmaster@xxxxx.com
//サーバー名称の変更
ServerName xxxxx.com
と取得したドメインに変更しても良いが
#ServerName localhost
とコメントアウトすると、自動で入ってくれる。
//ドキュメントルートの設定
DocumentRoot /home/httpd/html
デフォルトではこうなっているが
http://xxxxx.com/で指定したときに表示させたいサーバーのルートに変更しておくと良い。
//ディレクトのオプション指定
Options ExecCGI Includes Indexes FollowSymLinks MultiViews
CGIの有効(ExecCGI)、SSIの有効(Includes)、ディレクトの中身を見せたくない場合はIndexesを削除。
//.htaccessの有効化
AllowOverride all
AccessFileName .htaccess
//#を削除
//WebDAVの脆弱性を狙った攻撃への対策
LogFormat “%h %l %u %t \”%r\” %>s %b \”%{Referer}i\” \”%{User-Agent}i\””combined
   ↓
LogFormat “%h %l %u %t \”%!414r\” %>s %b \”%{Referer}i\” \”%{User-Agent}i\”” combined
//wormからのアクセスを記録しない対策
#ワーム対策
# Code Red
SetEnvIf Request_URI ^/default.ida nolog
# WinNTAutoAttack
SetEnvIf Request_URI ^/NULL.IDA nolog
# Nimda
SetEnvIf Request_URI cmd.exe nolog
SetEnvIf Request_URI root.exe nolog
# W32.HLLW.Gaobot.gen
SetEnvIf Request_Method “(GET)|(POST)|(PUT)|(DELETE)|(HEAD)” !nolog
# IE & MS Office
SetEnvIf Request_URI owssvr.dll nolog
SetEnvIf Request_URI cltreq.asp nolog
//上記以外のアクセスをログに記録するようにする
#CustomLog logs/access_log common
//#を付ける
CustomLog /var/log/httpd/access_log combined env=!nolog
#ScriptAlias /cgi-bin/ /home/httpd/cgi-bin/
//#を追記
AddHandler cgi-script .cgi .pl
//#を削除し、.plを追記
AddType text/html .shtml
AddHandler server-parsed .shtml
//#を削除
これで、CGI、SSIが動く状態でApacheを運営できます。
それと、Vine Linux の場合Perlコマンドは、#!/usr/bin/perlですが、/usr/local/bin/perlでもアクセスできるようにします。
/usr/local/bin/perlから/usr/bin/perlへリンクをはる
# ln -s /usr/bin/perl /usr/local/bin/perl
/usr/local/bin/perlが有るか確認
# whereis perl
確認できたらOKです。

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