情報流出は自業自得?

最近、ウィニーを使っての情報流出ですが。
これは、自業自得的な部分があるかもしれない。
普通ならこのようなセキュリティホールは、作者がバージョンアップなどで潰していくのですが。
現在、ウィニーの作者は裁判中でこれが出来ない。
忙しいからというだけではなく、ウィニーを使っての著作権侵害の幇助に問われて争ってる状態では、ウィニーの開発をすることが裁判に影響することも考えられるのでしたくても出来ないだろう。
ウィニーの作者をこのうような状況に追い詰めたのは警察である。
しかし、そのせいで自分のところの情報が漏洩するだけではなく、官公庁の資料が軒並み流出する始末。
著作権侵害を防止するために行った強硬姿勢が、逆に自分の首を絞めたのである。
とはいえ、流出した情報に含まれる個人にとっては、非常に迷惑な話である。
では、その情報流出の元になったウィニーの作者が悪いのか?と言われれば、わたしとしては否といいたい。
例えば、はさみを使って誰かが誰かに怪我をされたとする。
そのときに、そのはさみを作った製作者を幇助の罪に問うだろうか?
答えは否だと思う。
なら、ウィニーも同じ考え方が出来るのではないかと思う。
著作権侵害に関しては、ウィニーを使ってるユーザの問題であり、作者にまで罪を問うのは疑問である。
ウィニーは、あくまでは道具である。
道具は、使うものの心により、有益なものにも、悪いことにも使われるのである。
とにもかくにも
ウィニーの作者がソフトの開発に携われない状態の現在においては、セキュリティホールを潰すことは無理である。
なら、そのような危険な状態のソフトを使う、もしくはインストールしている状態はウィルスに感染してくださいと自分の大切なPCを差し出しているようなものである。
早急に削除しておくのが一番である。
というか、警察も自分たちがそんな状態を作っているんだから、早急に対策を取っておいても良いものだと思うのだが。
それが、公務員の危機管理能力の欠如の現れというものだろうか?

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